節約するときに心得ておきたい話〜半額商品はお得?〜

ある日スーパーへ行った時のお話です。袋ラーメンを購入すべく、店内へ。そこで、卵ともやしも買うことに。いかにも貧乏人らしい構成。今回は、このもやしのお話です。

筆者、もともともやしを買うつもりでいました。ラーメンのトッピング用野菜であれば、キャベツ、ほうれん草なんかもいいですね。でも筆者はもやしです。

だって安いから!

もやしの使い勝手がいいのもあるんですが、とにかく安い。一袋で19円でした。もやしとラーメンの合わせ技は満腹感があります。貧相なラーメンを盛り上げてくれる。正直、〇〇もやしがいいとかわからないので、安いので十分です。

そんなもやし、店頭に3種類ありました。①今回購入した19円のもやし②定価40円に半額シールのついたもやし③もやしお得パック98円の三つ。

ここで、節約に対する一つの考え方を紹介します。活用の助けとなれば幸いです。結論から言うと、筆者は①を推します。

お得に見えるお得用

今回の話で言う、③です。費用対効果に優れています。おそらく、約100円で6食相当だと仮定しましょう。すると、1食あたり20円を下回るので、単純に考えるとお得です。一食あたり約17円ですね。しかし・・・。

実際に使ってみると、6食をきっちり分けるとなると、面倒臭い。ラップでもジップロップでもタッパでもなんでも。数円惜しんで、明らかに手間に見合わない時間を食っています。ラップのコスト考えると、もはやトントン。結局、そんな無駄な労力なんぞ払わなくなるので、特にラーメンに関して言えば、大袋から使うようになるわけです。

じゃあ冷凍すればと言う発想もあるんですが、冷凍したもやしはしこたま不味い。ラーメンに向かない。

大袋から適当な量出しているうち、新しい問題が出てきます。そもそももやしは消費期限が短いんです。消費期限に怯え、6食100円で買うはずのもやしが、気づいたら4食で食べ切らないといけないことになるんです。毎日もやしを食べ続けなければいけないと言うおまけ付きです。

理論上の最安を狙った結果、実際は一食あたり高く上がったり、不味いのを我慢したり、手間をかける必要が出てきたわけです。これがお得にハメられた第一の落とし穴。

半額、それはお得?

もう一個の落とし穴。半額のもやしのお話。19円のもやしvs半額で20円のもやし、どちらがお得なのか。単に謳い文句だけで考えれば、半額の方がお得でしょう。

「もともと40円でしょ?ラッキー!ほぼ値段変わらないし、買っちゃおー」

と考えがちです。でも、ここで最初に戻ってみます。

「正直、〇〇もやしがいいとかわからないので、安いので十分です。」

安いもやしがいい悪いの話というか、そもそも自分が何を求めたかです。

定価ほぼ倍が半額になっても、安いのはそもそも19円のもの。この場合の筆者は、もともと19円のものを買おうとしていたんです。ここが本来ブレるわけではない。そう思ったわけです。

1円を争うもやしだとアレですが、例えばスマートフォン。64GBが80000円、128GBが86000円。容量2倍でこの差ならお得!というケースありませんか?例えば靴。もともと10000円の靴履いてたのに、70%OFFで18000円の靴があると魅力的に見えませんか?

お店としては、売上単価を上げたくなるものです。(せどり経験者は思う)

でも、何がお得か?より、自分が求めているのは何か?で考えるの、とても大事に思えます。

・・・逆もあったりします。ダイソンの40000円の掃除機買おうとして、ダイソン似の8000円の掃除機買って後悔したり。

後悔ないお金の使い方したいですよね。

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