一人のアル中が出来上がるまでの話〜なぜ飲み続けたのか〜

休職するまで、毎日お酒を飲んでいました。7%350mlの酒2本と、9%500mlの酒1本。ちなみにこれ、減酒のつもりの構成です。5年くらい、9%500mlの酒2本でした。

筆者の酒の推移は簡単にこうです。

20歳 酒デビュー。飲み会の飲み放題で、10杯・・・というか、飲める限り飲むスタイル。しかし飲み会以外では飲まない。

21歳 バイト上がりに9%500ml(以後ストロングゼロと表記)2本。伝説の始まり。当時はバイト週2だったので、週2ペース。おつまみはラーメンおつまみと蒙古タンメン。おっさんか。

22歳 新卒。夜勤の際にも朝6時に起きてしまうため、職場の夜勤者が優しい人の場合、朝5時ごろまで仕事と暇つぶしをするため遊びに行きつつ、6時に帰宅し昼まで就寝。それができない場合、朝の4時にアラームをかけ、ストロングゼロ2本。あとは飲み会くらいしか飲む習慣なし。

23歳 はじめての転職。わかりやすいブラック企業に勤める。毎日罵られるが、給料も低いので、安く忘れて寝れる方法を考える。コンビニで、毎日ストロングゼロ2本飲み始める。悪夢の始まり。おつまみというか食事は全自炊。1ヶ月半で退職し、今の職場に来る。酒飲んで毎日頑張る戦法は継続。以後これが、30歳まで続く。この頃のストロングゼロは350mlと500ml一本ずつ。

26歳 大きな配置転換。前任者がことごとく病んで辞めている部署ということもあり、ストレスと疲労が凄まじい。ストロングゼロが500ml2本になる。

29歳 自己啓発系YouTuberにはまる。一時的に禁酒を決意。3週間で断絶。しかし、ただでは転ばぬため、6%500mlを2本にする。この時、再び大きな配置転換あり。負担が増え、次第に酒が増えていく。

30歳 次第に酒が増え、冒頭の量になる。減酒の工夫をしていたはずが、過去最大のアルコール摂取量に。

31歳 今。仕事で明らかに支障をきたしており、休職を決意。全てアルコールのせいとは思わないが、減酒するなら今と思い、禁酒を実行。2週間に一度くらい飲んでいるが、なお今も酒を減らす努力をしている。

簡単と言いながら、だいぶ長くなりました。文章で書いていて思い返すと、精神的に負担のかかる時期にいずれも酒が強くなっていました。資格勉強、就活、ブラック企業、配置転換・・・。

また、筆者は酒を飲むと1時間以内に寝れて、夜なら6時間、昼なら3時間ちょうどで起きることのできる珍しい体質でした。生活リズムが不安定になる仕事をしていて、生活リズムを簡単に合わせられる便利な代物でもあったのです。

この話になると、周りからいろいろ言われることもあります。例えばこんなもの

コスパでいうなら、焼酎とかウイスキーでいいんじゃないの?

歯止めが効かなくなります。初期の頃は、ウィスキー200mlと決めていました。これが習慣になると、それが守れなくなるのです。特に、酒が回っていると、自制心などなくなります。酒を楽しむための飲み方ではなく、酔うための酔い方なので、酔うためには必要だからと勝手に解釈し出すのです。缶の方が飲み切れば終わりなので、まだ自制しやすかったのです。一応、自制しなければという自覚はありました。

休肝日は?

全くありませんでした。いつからか、酒を飲まないと眠れなくなっていたのです。365日で酒を飲まないのは夜勤の最中くらいです。夜勤も、明けでご褒美に飲むので、日付けで言えば、365日です。また、この習慣が恐ろしい事態になります。また、1日たりとも酒が抜けないんです。1日たりともです。

休みも飲むの?

一番やばかった時期(28歳くらい)は、朝から飲んでもいい日と思っていました。夜勤明け、休みの日は日中に飲み3時間ほど寝て、夜にも飲み夜眠るという狂った習慣でした。酒でも飲まないとやってらんねえじゃんという理屈でした。

肝臓に悪そう・・・

もちろん健康診断の肝機能は、いつでも引っ掛かっていました😂

毎日毎日ストロングゼロでした。むしろ、ストロングゼロを飲むために生きていました。ストロングゼロなしではいられないでしょうし、当時ストロングゼロが覚醒剤のように違法となれば、捕まってでも飲んでいたかもしれません。抜けられないんです。理屈じゃないんです。無理なんです。

仮に、ゴキブリが無理という人。ゴキブリに怪我させられることはないし、騒音を撒き散らすわけでもない。だけど根源的な恐怖を感じる人がいると思います。恐れるような生き物じゃないとわかっていても、理解するでしょうか。無理なんです。

中にはティッシュでくるんだり、雑誌で叩き潰す人もいるとは思います。でも、無理なものは無理なんです。

これが、お酒をやめられないリアルでした。

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